てっぽうゆり (鉄砲百合) 

学名  Lilium longiflorum
日本名  テッポウユリ
科名(日本名)  ユリ科
  日本語別名  タメトモユリ(為朝百合)、リュウキュウユリ、サツマユリ、ツツナガユリ
漢名  麝香百合(ジャコウヒャクゴウ,shèxiāng băihé)
科名(漢名)  百合(ヒャクゴウ, băihé)科
  漢語別名  鐵炮百合(テツホウヒャクゴウ,tiepaobaihe)
英名  White trumpet lily, Easter lily 
2023/04/23 小石川植物園 (温室) 

2023/06/07 薬用植物園 

2007/06/28 神代植物公園 

 台湾原産のタカサゴユリ L. formosanum と近縁。両種の間に雑種シンテッポウユリ L.×formolongo がある。

 テッポウユリは、葉は披針形。花期は3-6月、花は茎頂につき、白色。
 タカザゴユリは、葉は線形。花期は7-11月、花は茎の先の葉腋につき、白色、外面の中肋にそって赤紫色を帯びる。
 シンテッポウユリは、タカサゴユリに似て、花は白色。
 ユリ属 Lilium(百合 băihé 屬) については、ユリ属を見よ。
 「鉄砲百合は花形の細長い点を昔の鉄砲に見立てた名.為朝百合は南国から来たことを八丈島からと考え、同島と源為朝との関係をたどって名ずけたもの」(『改訂増補 牧野新日本植物圖鑑』)。
 なお、源為朝(1139-1177?)は、平安時代の源氏の武将、鎮西八郎源為朝。保元の乱(1156)に敗れて伊豆大島に流配され、近隣の島々を掠領したが、工藤介茂光の追討を受け、自殺した。
 琉球に産、臺灣・兩廣では栽培。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』23(1806)百合の条に、「又蛮科ニ用ユル レリヨウロンハ リウキウユリナリ。筑前ニテ タカサゴト呼。其莖高サ一尺ニ過ず。花ハ白色、サゝユリヨリ長クシテ、五寸許、旁ニ向テ開ク。香気甚ダシ。是汝南圃史ノ麝香百合ナリ」と。
 『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 夏之部」に、「琉球 初。花白、中りん。よこへむきて咲。花形はほそ長ク、せいひくし」と。
 19世紀に欧米に紹介され、旧来のマドンナリリー(ニワシロユリ)に替って、白百合の代表としてクリスマス・結婚式などに用いられている。

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